ストリートチルドレンと話して
こんにちは!僕はいつもスターバックスでブログを書いたりしているんですが、仲良くなった店員さんに「日本に帰る前にご飯行こう」と誘われました。店員さん?もちろん男です。
今日書こうと思うのはここ数日、昼過ぎから日が暮れるまでの時間にかけてフィリピン国内の路上生活者やスクワーターが多いと言われているトンド地区に向かい、拙い英語で多くの人と話をしてきた。
その中でも特に考えさせられることの多かったと感じた1人の少年との話を。
- ここで何をしているの?
→食べるものを探している
- いつもは何を食べているの?
→人に貰ったものを食べている
- どこに住んでいるの?
→ここら辺、決まっていない
- 家族は?
→分からない
- 両親は何をしているの?
→分からない
- 今1番何がしたい?
→たくさんご飯が食べたい
- 大人になったら何になりたい?
→分からない
- 行ってみたいところはある?
→学校
- フィリピンは好き?
→好き
- 今幸せ?
→毎日友だちと遊べるから幸せ
このような返答が貰えた。
自分の事を振り返ってみる。
僕が国際協力や国際問題(特に発展途上国の)を始めて意識したのは、小学5年生の時だった。何気なくテレビを見ていたらどこの局かも覚えていないが、途上国の難民についての特番をやっていた。満足に食べることができず飢餓や病気で幼くして亡くなっていく子どもたち。学校に行きたくても行けない子どもたち。
小学生ながら、自分より小さい子や同い年くらいの子たちが亡くなっていく現状を見て、なんでこんなことになっているのだろうと疑問を抱いた。しかし小学生だったのでそこまで重く受け止めずにいた。
中学生になるころには将来の夢は消防士になることになっていた。しかし、タイミングとは不思議なもので、忘れたころにやってくる。パソコンの授業か何かで某インターネットサイトのトップページに大きく難民についての話題が掲載されていた。そのタイミングで思い出した、数年前に感じた疑問。当時よりは知識もあるだろうと、多少は調べたものの、当時僕は野球をやっていて、それが楽しかったのであまり深くは追及しなかった。
高校に上がり、卒業後は消防士になるための専門学校に行こうと思っていた。しかし、ここでもまた突然やってくる。いつもは行かない図書室になんとなく立ち寄った時に、手の届く1番近くにあった本が、国際協力に関する本だった。そこから僕はどんどん調べていくようになった。
長くなったが、小学校から高校まで、難民や国際協力に関するものに偶然出会ってきた。
そして今、僕はフィリピンにいる。
発展途上国の中では先進国に近いといわれるフィリピンだが、直接見るとやはり日本と比べるとまだ発展途上だと思わされる。
自分の目で、耳で、肌で直接感じて改めて痛感したこと。
同じ時代に同じ地球に産まれてきた、同じ人間。
たまたま生まれてくる場所が違うだけで、
僕は、1日3食食べられて、小中高大と学校に行けて、やりたいことができて、海外にまで行ける。かなり恵まれている方だと思う。
僕が話をした少年は、1日1食あるかないかで、学校には行けておらず、望みは たくさんご飯を食べる事。
なぜこんなにも違いがあるのか。
どうしてもどうしても理解できない。
僕にはどうしても理解できないこの状況があるという事実。
”全ての人間が平等”
「こんなの綺麗事だ。不可能だ。」
と言う人がいるかもしれない。
確かに、実現しようとするのは並大抵のことじゃない。
僕の一生以上の時間がかかってしまうだろう。
でも、
「僕は絶対にあってはならないと思うこの状況を、
打破する何かを探し続けたい。
危険が伴うのも分かっているし、
反対意見も多い。
今までのブログでも何度も言っているが、
僕はビビって何もしないで生きてきた。
自分の意思で物事を決めることがなかった。
「これやってみたら?こっちの方がいいと思う。」
言われるがままだった。
そろそろ自分を変えて、
自分の意思で動きたい。
少年と話して改めて感じた、
この世界のおかしい部分、矛盾している部分。
そこをとことん追求していこうと思います。
そして改善のために尽力します。
今日はこんなところで終わろうと思います。
今まで以上に読みづらい文章だったと思います。改善します。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!